お薬の情報
お薬の基本
正しくお薬を服用いただくために
7. ぬり薬の量と塗り方について
薬の量
一般的に処方される塗り薬の多くは、内容量5グラムのチューブ型です。1回あたりの使用量は人差し指の先から第1関節まで押し出した量で約0.5グラムとなっています(1FTU※と呼ばれています)。これで成人の手の平2枚分を塗ることができます。つまり、チューブ1本で、手の平20枚分になります。1回あたりの量は厳密である必要はなく、感覚的に憶えることが良いと思います。気になる方は、1度1FTUの量を手の平2枚分にぬってみて、そのべたつき具合など塗った後の感覚を憶えておくと目安になります。
塗り方
幹部に擦り込まなくても、塗り広げる感じで塗るだけで、薬効成分が皮膚にしみこんでいきます。広い範囲を塗るときは、塗りたい場所の何カ所かに小分けにして薬を置き、全体に広げるという風にやると塗りやすいと思います。